事業の目的と経緯

 

 平成26年度に厚生省が打ち出した福祉医療制度の大きな変化は「平成27年度から29年度の3年間の経過期間を置き、平成30年度から福祉医療に関する対象者の取り扱い部門を要介護分野は国が対応し、要支援分野は地方行政府に委任する」というものでした。同時に要支援分野と介護予防の分野も含め、この分野の活動に関して地方行政府は民間の活力を充分取り入れて協働の成果を出してほしいという要望がついていました。これを受けて各地方行政府は本格的検討に入ったわけですが、八王子市も高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう「八王子版地域包括ケアシステム」の構築を目指しております。

 

 特定非営利活動法人八王子市民活動協議会(以下 協議会)は、こうした動きに対応して地域へ貢献できないかと種々論議した結果、独立行政法人福祉医療機構(以下 WAMの平成27年度助成金を活用して「活き生きハンドブック」の活動に取り組みました。これは、福祉関連活動をしている様々な民間団体を、福祉医療に関わっている包括ケアマネージャーや民生委員、町会自治会役員の皆さんに知って頂き、高齢者などの要支援者に橋渡しをして頂けないかと考えた活動です。主に高齢者を対象にした作成したハンドブックハンドブックを関係部門へ配布したところ、多くの関係者から好評でした。と同時に、障がいを持った方や子育て・子育ち母親への支援をする団体も知りたいという要望が多く、平成28年度のハンドブックはこれら3分野を網羅した作品となりました。

  平成29年度も3年連続でWAM助成金を頂けることになり、私たちは中間支援団体として、多くの市民活動団体と支援を要する市民の皆さんとを結びつけるこの活動を今後も継続していきたいと考えています。

 

(WAM助成金事業)  H29年度版
「活き生きハンドブック」

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(WAM助成金事業)

H28年度までは絆グループ(外部リンク)が推進しました。

H29年度からは、ネットワーク推進部の一事業(地域ネット)として活動しています。